古代のスポーツベッティング

現在のような形式のスポーツベッティングができたのはここ数世紀のことですが、「スポーツにお金を賭ける」という行為自体は、紀元前から行われてきました。

スポーツベッティングの古い歴史を追ってみましょう。

古代ギリシャ

オリンピックの原型、オリンピアの祭典を開いていた古代ギリシャでは、すでにスポーツの競技会で誰が優勝するかに賭ける人々がいました。

これが、おそらく最初のスポーツベッティングではないかと考えられています。

また、当時は、オリンピアは四大競技大祭のうちの一つであり、他にネメアー、イストモス、ピューティアと呼ばれるスポーツの祭典が3つ、各都市で行われていました。このたびに、観客席では大金が飛び交いました。優勝者には賞金が与えられたといいますが、観客が賭けているお金の方がずっと大きかったといいます。

古代ローマ

古代ギリシャの文化を受け継いだ古代ローマでは、さらにギャンブル文化は加速していきます。当時は戦馬車(チャリオット)の競争や剣闘士同士の試合などといった危険な競技もスポーツとみなされ、人々はベッティングをして楽しんでいました。

古代ローマでは、賭けに勝つためには何をしてもいいと考えられており、ライバルを暗殺するといったこともよく行われていました。

ルネサンス期の戦略の発展

ルネサンスになると、西洋で科学技術や数学が発達し、確率論が生まれました。もともとは、ギャンブルのリスク回避や戦略を練るために発展した学問であったのです。

この後、18世紀のイギリスで現代的なブックメーカーが生まれます。詳しくは別記事「現代のブックメーカーは200年前に誕生した」をご覧ください。